企業倫理

克己復禮


「克己復礼為仁、一日克己復礼、天下帰仁焉」 〔論語〕

論語の思想の柱となるのは、「仁」という概念です。
それは、天地自然が万物を生み育てていく、創造・造化の徳であり、人と人の間に自然に生じる 『 愛 』 と考えられます。

克己復礼・・・は、「仁とは・・・」という問いに答えられた仁の本質です。

我執に振り回されない安定した自己を得、仁のこころもち、即ち愛を行動として外(世の中)に現す姿が「礼」です。その行動は他から促されたり他に依ったりではなく、自らの心の表現でなければ意味をなしません。つまり、心の中だけで「仁」を有しているのでは十分ではなく、その気持ちを「礼」となして完成すると考えられています。

企業のこころは、その要である人を介することによって、はじめて現れます。いかにして生を救い、生を高めるか、(人を幸福にするか)ということが、私たちの倫理であり企業道徳です。